おやじ : うれしい悲鳴

 遅れている農作業も、気象庁の“降る降るサギ”で、一向に雨が降らない中、ジワジワと作業を進めています。
ただ、今日、ついに本当に雨が降り始めてしまい、梅雨のまとまった雨が降る前に、苗の定植を済ませ、梅雨の雨でしっかり活着させるという目論見は、残念ながら外されてしまいました。

 残っている、苗の定植作業は、セロリアック、ナスの一部、ビーツの2回目の一部、トマト(今頃、トマトはマズイだろう・・・という声が聞こえてきそうですが)の作業です。

 後ろ倒し、後ろ倒しでバタバタしている内に、今年の新規チャレンジ作物の“つくねイモ”の芽が出てきてしまいました。

ヤマノイモ系のイモの芽出しには時間がかかります。
1ヶ月なんてことはザラで、もっとかかることもあります。

昨年は、数万円出して購入した“長ジネンジョ”の芽出しに失敗してしまいましたが、1ヶ月以上も芽が出てこなかったのに悠長に待っていたところ、芽出しに使っている砂の中で、カビて腐っていました(原因は、事前処理の失敗)。

 全般的に作業が遅れる中、毎日水やりをしつつも、「芽が出てこなくてありがたい」くらいに思っていましたが、ここ1週間の間に、ドンドン芽が出てきました。
初めての挑戦だったので、“芽出し成功”は嬉しいのですが、一方で、定植の環境が整わず、困惑中です。
まさに、“嬉しい悲鳴”です。

 ところで、来年の種イモ作りのために、小さく切ったイモを、同時に植えてみましたが、こちらからも芽出しが確認できてビックリです。
ビックリの理由は、この“小分割イモから種イモを作る”方法は、まだ新しい栽培技術で、おやじもたまたま見つけた、愛媛県の農業試験場の論文の抄報をみて、半信半疑でやってみたものが、上手くいったためです。
いずれにしても、これで来年は、種イモを何万円も出して購入しなくてもよさそうです。


  購入した種イモ(13袋で、3万円也)
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  切り分けて、芽出しのため砂地に埋める前の種イモ(4月下旬)
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  小分割したイモを、種イモ作り用として、芽出し用パレットにセット(4月下旬)
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  最近、ドンドン芽が出て伸び始めた“つくねイモ”
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  種イモは、普通の芽出し用土で覆ってやった
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  種イモの方も芽が出てきた
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                              以上

おやじ : 4種類の長ナスの苗を定植

 3月26日のブログで、ナスについて、今年は、イタリア茄子以外に、7種類のナスを栽培する(種まきする)と書きました。

 イタリア茄子は、既にハウスの中に定植しましたが、その他の品種のナスは定植適期を迎えた(あるいは、過ぎてしまった)のに、別の作業(例えば、セロリアックの植え替え作業や、土手草刈り)に時間を取られ、後回しになっていました。
ただ、さすがに、葉っぱの一部が枯れてきた苗も出て、“待ったなし”の状況となりましたので、他の作業を止めて、ナス苗の定植作業をしました。

 定植したのは、4種類(濃紺色、白色、紫色、緑色)の長ナスです。
ただの長ナスならば、時々、販売している光景に出会います。「ちょっと変わっているな」とは思いますが、「手に取ってみる」までのインパクトはありません。
しかし、1つの袋に、「濃紺と白色の長ナス」が詰められていたら、どうでしょう?
「濃紺、白、紫、緑の4色の長ナス」が詰められていたらどうでしょう?
ちょっと、手に取ってマジマジと見たくなりませんか?

 畑の畝の1列に1色のナス、計4列の畝に定植しました。
1列(=1色)当たり、約50株の苗を植えましました。
本当は、もっと多量の苗を育てたのですが、本来、ビーツの2回目の定植をするために用意した畝なので、植え付けスペースが足りずに、1種類50株のみの定植となってしまいました。

 畝上は、マルチが掛かっているので心配ありませんが、畝間の防草対策は未済みです。
高価な防草シートを敷き詰めるか、はたまた、藁などで簡易的に防草対策を取るか、現在思案中です。
また、今年から、当ファームでは“標準装備”の灌水システムは、これから設置します。

 ところで、残り3種類、米ナス(アメリカが起源の丸ナス)、大丸ナス(日本産の丸くて大型のナス)、水ナス(普通の日本ナス)の苗が残っていますが、これらをどうするか(他の作業を止めて定植するか、あるいは、後回しにするか(この場合、廃棄の可能性もあり))思案中です。


  今年、種まきしたナス類(イタリア茄子を除く)
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  苗室の中で、「早く定植してくれ」と、声なき声を発しているナス苗
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  ようやく、定植が済んだ4種類の長ナス(1列1色種)
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                                 以上

おやじ : 今回も、嬉しい出来事の話

 前回、「ビーツの今年初出荷」の、嬉しいお報せをしました。
引き続き、今回も、嬉しい出来事の話です。

 何回か前のブログで、自宅から50km以上離れた、長野県伊那市の直売所“グリーンファーム”に、“山ウドの根株”を買いに行った件、書きました。
そこで、一ヶ月も屋外(の日向)に放置されていて、お店の方にも「植えても、活着しないと思うよ」と言われた根株を、4個購入してきて、敷地内に植えてみました。

 植物活性液(HB101)に一昼夜浸けたり、植えてしばらくの間は、毎日灌水したりしていましたが、農作業が本格的に忙しくなってからは、すっかり忘れていました。

 昨日、久しぶりに雨が降って農作業が出来なかったので、山ウドの様子を見に行ったところ、若芽が出ていました。
4株中、3株が活着しました。
半分諦めていたので、喜びもひとしおです。
“活着率”75%・・・・全部活着は・・・こんなことで、運を使い切ってもいけないので、気分的には、最高の結果です。

 副産物として、根株を植える(埋める)前後に、周囲の雑草除去をしたので、既に植えてあった山ウドの生育も、例年になく順調です。
これで、来年の春先には、何回も、山ウドの天ぷらが頂けそうです。


  手前に若芽1株、後方に、小さな若芽が見える。その後方は従来からの株(いつになく元気に繁茂)
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  逆側には、もっと大きく育った若芽が1株。後方は従来株
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                                以上

おやじ : ビーツ、今年初出荷

 嬉しいお報せです。
主力商品の一つ、ビーツの初出荷を、先週の土曜日に行いました。
土曜日、日曜日の2日間で、約30個を完売しました。
幸先の良いスタートです。

 昨年の暮れに、おやじの主要販売先の一つ、“小淵沢道の駅”の店長さんより、「来年は、(ビーツを)多めに植え付し、出品量を増やして欲しい」との要請を受けていました。
根が単純のおやじは、個別に話を頂いたことに気を良くし、今年は昨年の倍くらいの量を、4月、6月、9月に分けて、波状的に植え付け⇒育成・出荷しようと考えています。

 実は、もう一つの主要販売先の“たてしな自由農園”でも、“本年度、作付け指導会”において、昨年以上に出荷を依頼された品目の一つに、ビーツが入っていました。
最近、テレビなどでも、ビーツの話題が度々取り上げられるので、一般の認知度が上がっているのかもしれません。

 そのビーツですが、4月中旬に第1陣の定植をしてから、2、3回水やりをしただけで、他の作業に追われ、気にはしつつも、かまってやれませんでした。
今年初めての試みとして、畝間に防草シートを敷いてやったので、草取りの心配がないのも、放置理由の一つになっています。

 そんな中、先々週の土曜日、“小淵沢道の駅”より、「ビーツを欲しがっているお客さんがいるが、今年の出荷はまだか?」との問い合わせがありました。
畑の端っこを、チョコチョコと見て、根株が直径5cm位に育っていたので、「6月下旬になったら、出荷できる」と回答しておきました。
しかし、先週の水曜日、“念のため”畑を一回りして、生育状況を確認したところ、直径12cm以上の物もいくつか見つかりました。
ビーツは、あまり大きくなると、割れたり、中に空洞が出来たりして商品にならなくなります。
慌てて、土曜日に出荷を始めたという訳です。

 と、同時に、奥さんに、“ボルシチ”にしてもらって食べてみました。
恥ずかしいことに、品物に付けてやる小カードに「ボルシチ作りに不可欠」・・・なんて書いているくせに、実際にボルシチで自家製ビーツを食べたのは初めてでした。
美味しかったです。

 今まで、良く煮込んだり、酢漬けにしたり、生食(晩秋品のみ)で食べてみましたが、ホウレンソウの仲間のビーツは“土臭さ”が気になっていました。
ボルシチでは、土臭さがほとんど消えて(少し残った臭みは、かえってアクセントになり良好)、一番美味しいです。
因みに、血液系の病には、とても良い効果があるそうです。


  ビーツ畑の様子(畝間の防草シートのお蔭で、昨年まで大変だった草取り不要)
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  初回収穫品
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  初めての自家製ビーツでの“ボルシチ”
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                             以上

おやじ : ジネンジョ畑の完成形

 短形ジネンジョの定植が終わりました。
5月一杯で終わらせる予定だった作業なので、「ようやく終わった」と表現した方が適切です。

 短形ジネンジョに時間を掛け過ぎたため、長形ジネンジョを初め、その他多くの作物の作業が軒並み遅れています。
おやじとしても、窮地に追い込まれ、笑うしかない状況です。

 ただ、それだけ時間を掛けた、短形ジネンジョ畑では、今までの問題点をほぼクリアした、自分としては“完成形”と呼べる、ジネンジョ畑を作り上げました。

 その“完成形”に至るまでの道のりをレビューしてみます。
長形/短形を問わなければ、今年でジネンジョ栽培歴は5年目になります。

1年目(2013年):
 長形ジネンジョのみの栽培でしたが、大畝に“マルチなし”、“直パイプによる合掌型蔓案内”でした。
夏の1m近くまで伸びた雑草の草取りは、今思い返しても悪夢としか言いようがありません。合掌型の蔓案内も、1畝分作るのに半日以上かかり、思い返すと、「よくやれたなぁ」です。

2年目(2014年):
 長形ジネンジョに併せて、短形ジネンジョの栽培も始めました。
栽培容器を伏せ込まなくてもよい“短形”の方に、栽培の力点がシフトしました(残念なことに)。
“マルチなし”、“合掌型蔓案内”は、2013年と変わらず。

3年目(2015年):
 長形ジネンジョ(従)、短形ジネンジョ(主)栽培。
蔓案内として、“U字パイプ蔓案内”を一部導入。また、大畝上に“マルチ掛け”実施。
“U字パイプ蔓案内”導入により、案内作成は2畝で2時間程度に大幅効率化。
草取りについては、大畝はほぼ不要になったものの、畝間の草除去(草刈り)は、相変わらず大変。
“マルチ掛け機”を作成。

4年目(2016年):
 長形ジネンジョは極わずか、短形ジネンジョがほとんどの栽培割合。
蔓案内を全て“U字パイプ”にする。“マルチ掛け”は、前年同様、大畝上のみ。

そして、5年目の今年、
 短形ジネンジョを約900株(昨年の1.5倍)、長形ジネンジョを約250株(予定)。
全数“U字パイプ”蔓案内。大畝上は“マルチ掛け”、畝間に“防草シート”で、草取りの心配は、(胸算用では)無し・・・です。
また、“灌水システム”を導入し、3日に1回程度、1回に2~3時間かかっていた“水やり”に費やしていた時間が、約10分程度まで短縮できました。

 これから、収穫まで、いろいろと“細々した課題”は発生すると思いますが、一旦、上記を「当ファームのジネンジョ栽培の完成形」とします。
(因みに、“完成形”とは、「基本的には、毎年この方式を踏襲していく栽培方法」のことです)


  1年目の “マルチなし”、“合掌型蔓案内”のジネンジョ畑の6月頃の風景
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  1年目の8月頃のジネンジョ畑の風景、この草を炎天下で全部除去した
20170611ブログ2_IMGP0672

  3年目、一部に“U字パイプ蔓案内”、および“マルチ掛け”で大畝部は草取り不要になったが、畝間は草刈り必要(写真は、畝間草刈り後)
20170611ブログ3_P1020742

  今年(5年目)の、短形ジネンジョ畑の全風景
20170611ブログ4_P1010427

  同、全ヵ所“U字パイプ蔓案内”、“マルチ掛け”
20170611ブログ5_P1010424

  同、“灌水システム”で、水やりを効率化
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  同、“防草シート”を畝間に敷き詰め、畝間草取りを効率化
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                         以上
プロフィール

八ヶ嶺ファーム

Author:八ヶ嶺ファーム
 八ヶ岳山麓で、農業を始めた “おやじ”と“息子”です。ローコスト農業を目指しており、農業機材はほどんどが中古機械と自作機器です。
周囲からは、農業しているのか“遊んでいる”のか分からないと言われていますが、飛躍に向けて雌伏の時を過ごしております。

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